【保育園栄養士】毎年の目標の立て方は?現役スタッフが体験談を紹介

保育園栄養士として働いているけれど、毎年の目標ってどう立てるの?

実際、同じ業種で働いている人の状況や実際の声が知りたい。

そんなあなたに、同じく保育園栄養士として勤めて9年になる私が、目標の立て方についてお伝えします。

わかりやすいように私の体験談ものせています。

よかったら参考にされてみてくださいね。

目次

保育園栄養士の目標の立て方は?

目標の立て方のコツはまず、見通しを持つことです。

いずれ訪れる未来への見通しが持てれば、今自分が何をするべきかわかるからです。

ここでは、実際に私の園が用いている、経験年数に応じた目標例を活用しながら目標の立て方についてご紹介したいと思います。

STEP
経験3年未満(初任者)

「教わりながらできるようになる」を合言葉に目標を考えてみましょう。

基本をしっかり身に着けることが大事だからです。

あなたのできるようになりたいことは何ですか?

STEP
経験4年目~(中堅)

一人でできるようになるためには?」これを考えて目標を立ててみましょう。

職場で一人前と認められ先輩からの指導が少なくなってくる時期だからです。

実際に、この頃になると先輩に聞くことも少なくなってくると思います。

一人でできるようになるために身に着けたいことを考えてみましょう。

STEP
経験7年~(チームリーダー)

人を指導するためにどうしたら良いか、組織を考えて動く」こういった点で目標を立ててみましょう。

第一線で活躍する、この頃の世代は組織で重要です。

後輩を指導しつつ、組織が上手くいくよう上の人をサポートしていくと良いと思います。

STEP
経験10年~(副主任・主任)

組織をまとめるにはどうしたら良いか?」を考えて目標を立てると良いと思います。

自分が第一線で働くというよりも、いかに周りにをまとめてチームを目標へと導くか、が大切になってくる時期だからです。

STEP
経験20年~(管理職)

組織全体の運営ができる」が目標になると思います。しかし、私はここまで到達していないので分かりません。

もはや、これができる人が自然と管理職になっていると思います。

いかかがでしたか?これは、あくまで理想論なのですが、こういった先の視点を持っていると目標が立てやすいんじゃないかなと思います。

具体的なイメージがわかなかったり、もっと細分化した情報が知りたい方へ。

次で私が働いてきて学んだ例をご紹介しますね。

現役保育園栄養士の体験談。毎年の目標の立て方とは?

結論から言うと、目標は紙に書いた方が良いです

私の保育園では毎年2回、園長との面談があるので、この時に目標を、紙に書いていていますよ。

目にする機会が多いと自然と身につけられる気がします。

体験談として、私の例をご紹介しますね。

  1. 中規模園1年目
    「仕事に慣れる」
    まずは仕事に慣れることが大切です。
    私は0~6歳の60名程の中規模園に就職しました。
    正直、当時は毎日何も考えずに出勤してましたね(;’∀’)
    ただ、今思えば、いろんなことを教えてもらっていたので、働きながらできるようになることを増やしていったのだと思います。
  2. 中規模園2年目
    「あるゆる雑務を引き受けてみる」
    仕事に余裕があったので、園のあらゆる雑務を任せられることが多かったです。
    当時は「雑務ばっかり頼まれる~」と不満に思ったこともありました。
    ただ、結果的に今断言できるのは、雑務は必ず若手は引き受けよう!です。
    どんな小さな仕事でも頼まれたことを、心よくきちんとやる姿勢って凄く大事ですね。
    信用されたり、自分の業務以外の視野が広がって、後の財産につながりますよ。
  3. 中規模園3年目
    「スキルアップを目指す」
    仕事にも慣れたところなので、この時期はスキルアップを目指すのが大切です。
    私は3年目に、いろんなことが重なり、急に現場を少人数の職員で回すことになりました。
    この時、3年目にして調理の効率化やいろんな面でスキルアップが大事だと思いましたよ。

  4. 中規模園4年目
    「後輩と仲良くなる。先輩から一人だち」
    私に直属の後輩はいなかったんですが、下の子に教える機会が多くなりました。
    先輩から、一人だちする頃です。
    自分の仕事をしっかりこなしつつ、後輩の気持ちに寄り添ったり、仕事って楽しい一緒に感じていたように思います。
  5. 中規模園5年目
    「後輩指導を実践する、仕事外でも学ぶ」
    栄養士の直属の後輩ができて、本格的に後輩指導を実施するようになりました。
    保護者対応も多くなる年代です。
    仕事の研修に積極的に参加したり、仕事外でも本を読んだり結構勉強していた気がします。
  6. 中規模園6年目
    「チームを引っ張る」
    チームを引っ張ることが目標でした。
    保育・給食でチームを作ってまとめたりしていました。
    自分から企画を提案して実行したり、組織の活性化になることを常に考えてやっていましたよ。
    上層部の意図を後輩に上手に伝える役割なので、全体のパイプ役になっていました。
    いろいろ活動的な1年でチームを引っ張るやりがいもあり、この頃仕事が本当に面白い!と思っていましたよ。
  7. 中規模園7年目
    「上司から学ぶ」
    尊敬する上司に弟子のようにくっついて学びました。
    次年度、園を新しく2園立ち上げることとなり、私は直接上司から学ぶ最後の年になったのです。
    新園準備がめまいがするほど忙しく、人生で一番仕事に身を捧げました。
    結果、この年が今まで一番濃くて伸びを実感した一年だったので、上司には感謝の気持ちでいっぱいです。
    もし、あなたに尊敬する上司がいたら、徹底的に学ぶのを目標にすることでも成長につながると思いますよ。
  8. 勤務8年目:小規模園1年目
    「園の理念を他の職員にも伝える。多職種との連携」
    園の理念を新しい職員に伝えていき実践していくことが目標でした。
    異動し、0~2歳の乳児園を任されることになりました。
    新規園は忙しくて大変ですし、さらに新しく大勢の保育士が入り、園の理念や食育を伝える難しさに悩まされました。
    栄養士って多職種との連携、大事ですよね。
    この1年は、ホントに辛い1年でした。
    なので、目標にする場合は他者をまきこまない自身の目標を作ることをおすすめします。

  9. 勤務9年目:小規模園2年目
    「組織に貢献し、次世代につなぐ」
    今は、本当に組織を引っ張っていく立場です。
    いろいろ乗り越え、新しい園も安定してきています。
    上の方から相談されたり、意見を求めらることも多くなりました。
    また最近は万が一自分が辞めた後のことも考えます。
    現場が困らないようにしないといけないな~と。
    どうしたら組織に貢献できるかそして、次世代につなぐ方法を考えていこうと思います。

個人的な記録になりましたが、何かの参考になりましたでしょうか?

自分がどうなりたいか、働く上で目標はあった方が良いな~と思います。

紙に書くなどして、目標設定してみてくださいね。

おわりに

保育園栄養士の目標の立て方についてご紹介しました。

結論、目標は先の見通しを持って立てることです。目標は紙にかくことで実現しやすくなるそうです。

経験年数に合わせた目標を立ててみてくださいね。

そうすることで、充実感が生まれ毎日の仕事が楽しくなると思いますよ。

お互いがんばりましょう。

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