こんにちはロイ未来です。
今ままで読んできた本がおそらく数百冊超える本好きな私が、今回ご紹介するのは、町田そのこさんの「宙ごはん」です。
「宙ごはん」はこんな方にお勧め
・感動する話が好き!
・家族について書かれた小説に興味がある。
・料理の話が好き!
家族の在り方について考えさせられた素敵な本でした。
ネットの口コミや評価・評判についても書いています。評判は、感動したという声が多かったです。
私が、読んで素敵だなと思ったポイントについて書いていますので、良かったらぜひ読んでみてくださいね!
宙ごはん(町田そのこさん)のあらすじ紹介!
宙(そら)には、育てのママと生みの母がいる。小学1年生になった宙は、育てのママから生みの母、花野(カノ)さんと一緒に暮らすことになる。花野さんは人気のイラストレーターで普通の母とは少し違う。そんな、花野を慕いレストランを経営する佐伯(さえき)という男性。宙は二人の出会いによって大きく成長していく。
宙ごはん(町田そのこさん)の感想
「宙ごはん」が、素敵だなと思ったポイントについてご紹介しますね!
宙の成長を追い、暖かい気持ちになれる!
「宙ごはん」では、宙の成長を追うことで、読者は一人の女の子の成長を見守るような暖かい気持ちになれます。
主人公の宙が保育園児だった頃から、小学、中学、高校、そして大人になるまでの変化が描かれているからです。
子どもの成長って暖かい気持ちになりますよね。
宙が成長し、だんだんと考えも大人になっていく。その過程を読書を通し、追っていくことができるのがよかったです。
宙の心の様子や、花野との間で揺れる葛藤など、成長の様子を見守りながら暖かい気持ちになれました。
親子の在り方について考えることができる!
私は親子の在り方について考えさられたのがこの本が素敵だなと思ったところでした。
宙ごはんで描かれているのは、理想とはちょっと違った家族の形。
宙の母親みたいには見えない花野と、良いママらしく振る舞っていた育てのママ。
そんな二人の違いに、戸惑ったり、花野の母親らしくない様子に愛されていないのではと不安に思う宙の様子など、心情がありありと描かれているのがよかったです。
やがて明かされる、宙の出生の秘密など「宙ごはん」は、家族の話がたくさん詰まっています。
家族の形に理想や正解なんてないんですよね〜。
この本は、家族の在り方について考えさせてくれるような素敵な本でした。
料理が前向きな力を与えてくれる!
宙ごはんでは、料理が前向きな力を与えてくれるのがとても素敵でした。
本の中では、印象深い料理が色々出てきます。
「ふわふあパンケーキのいちごジャム添え」という章タイトルはとっても美味しそうですよね。
私が「宙ごはん」を素敵だなと思ったポイントは、料理がきちんと物語の根底にあることです。
どれも登場人物が一歩前に進める意味を持った料理の描き方で、それがとても素敵だなと思いました。
料理の物語は、「食べること」に集中しがちですが、「宙ごはん」では、料理を作ることそして目の前の人に料理を振る舞うことの尊さといった視点から描かれています。
美味しいごはんって人を元気にしますよね〜!
「宙ごはん」は辛い状況が描かれる場面も結構あったのですが、そんな時に料理が救ってくれました。
目の前の料理が、前向く力をくれるきっかけになることを教えてくれるような点が素敵でした。
宙ごはんネットの口コミや評価・評判は?
「宙ごはん」のネットの口コミや評価・評判について紹介しますね!
評価・評判は「泣いた」「とても良かった」という感想が多いようでした。
「宙ごはん」のネットの口コミや評価・評判について紹介しますね!
ネットの評価は、泣いた!とても良かったなどという高い評価のようでした。
おわりに
町田そのこさんの「宙ごはん」の感想とネットの口コミや評価・評判についてお伝しました。
「宙ごはん」は、家族の在り方について考えさせられた素敵な本でした。
ネットの口コミや評価も、泣いた、良かったという声が多かったです。
料理がつなぐ家族の物語。気になった方はぜひお手にとって読んでみてくださいね。