君たちはどう生きるか(映画)の感想・レビュー。ネタバレなしで考察

「君たちはどう生きるか」ジブリ映画を観てきました。

私の感想は素直におもしろかったです!

好みは分かれる映画かもしれませんが、観てよかった映画でしたよ〜。

私の詳しい感想・レビュー、映画内容の考察についても書いています。

これから観ようと思っている方の参考になれば幸いです。(大きなネタバレなしで書いています)

目次

君たちはどう生きるか(映画)感想・レビュー

君たちはどう生きるか(映画)感想です。

私の感想は素直に面白かったです。

いろんな捉え方ができる映画だと思いました〜。

「これってこんな意味かな?」と考えながら観ても楽しめる映画だと思いましたよ。

全体的なトーンは明るい感じではないので好みは分かれる映画だと思います。

でも終わった後に、感想を誰かとシェアしたくなるような映画です。

観る人の感性や捉え方に委ねる部分が大きい映画かなと思います。

そんな意味では私としては刺激の多い映画でした。

ご自身の見方で、自由に楽しんで鑑賞されるといいのかなと思います。

私が、個人的におすすめなのは、たくさん出てくるおばあちゃんたち。

https://twitter.com/JP_GHIBLI/status/1692461344317231279?s=20

おばあちゃんがいっぱい〜!!!個性があってユーモラスでとっても可愛かったです。

君たちはどう生きるかの映画内容にはスタジオジブリらしい要素もたくさんありました。

詳しい考察については次に書いていきますね。

私の感想は、素直に面白い映画でした〜。

君たちはどう生きるか考察(ネタバレなし)

君たちはどう生きるか(映画)を観た、私の考察を書いていきます。(大きなネタバレはなしで書いていきますね)

生きる力・自然への畏敬・死生観の3つの視点で考察していきます。

順に書いていきますね。

1生きる力について

「君たちはどう生きるか」は、主人公の眞人(まひと)少年を通して【生きる力】について考えることができました。

映画を観ていて、子ども時代に身につけたい力が描かれているように思ったからです。

眞人少年は、戦時中に疎開するところから物語がスタートするわけですが、彼は田舎での暮らしの中で、ナイフの技術を学んでいます。

竹を削ったり、木を削ったり。自分自身で試行錯誤しながら、物作りをし技術を身につけていくんですね。

そしてできた道具を使って今度は実際に道具を動かしてみる。失敗し修正し調整する。そうして学んでいく。

かつては当たり前だった、生きる力の原風景がそこにある気がして、私はそうだよな〜と少年の成長を見ながらしきりに思いました。

https://twitter.com/JP_GHIBLI/status/1692370735640059982?s=20

そして、眞人少年は、すごく思慮深くてとても賢い少年でした。

映画は彼が持つ「悪意」がテーマになってくるのですが(彼が作った道具も悪意の一つととらえる見方もあると思います)

少年が自分の中の悪意や世界の悪意にどう立ち向かい、どの世界を選択していくか。

映画全体を通して生きることの選択の自由や生きる力について考えることができました。

2自然への畏敬

スタジオジブリといえば、ずっと出てくるのが「自然」 

今回も映画を通し、自然への畏敬について思い巡らすことができました。

どんなに「悪」を描いたシーンでも自然(例えば、火・水・石・木)への、畏敬がきちんと根底にあることに心動かされました。

他にもスタジオジブリならではのアニメーション技術で、葉のざわめきや、風の様子など今回もいろんな自然を感じることができましたよ〜。

これは、少し大きなネタバレになってしまうので書かないのですが、最後まで観たときも、自然への畏敬をきちんと残した終わり方にやっぱりジブリ映画っていいな〜と思ってしましました。

ちなみに私は、ジブリ映画で自然を描いたもののけ姫がすごく好きです。

もののけ姫に登場する「こだま」に似た「ワラワラ」というキャラクターが今回、登場していてそれもまたほっこりしました。

https://twitter.com/JP_GHIBLI/status/1692476434974187811?s=20

ちなみにワラワラの登場シーンはとっても幻想的で魅力的でしたよ〜。

そのシーンでもまた木々や空や自然が美しく、やっぱり自然への畏敬を感じました。

3死生観

今回、一番の特徴的だったのは「死生観」が描かれていることです。

死生観の描き方が面白いなと私は思いました。

それは、作品に出てくるあの世とこの世を繋ぐキャラクターから感じとれるものだったりします。

私はスピリチュアルがわりと好きなのですが、スピリチュアルな視点から映画が示す死生観を見ていました。

具体的には過去・現在・未来は、多次元的にパラレルに同時に存在すると言う視点です。

時系列が前後する場面が多かったので、この視点で捉えると面白かったです。

つまりすべての事象は繋がっていて、どの世界をどう生きるかの選択が委ねられているんですね〜。

そして「死」の世界をどう観るか、それは観る人の価値観や自由意志によります。

他にも、例えばこのシーンはこんな意味かな?と自由に感じながら味わうことができる映画って面白いですね。

私にとって「君たちはどう生きるか」は死生観について色々考えることができた映画でした。

君たちはどう生きるかについて、生きる力・自然への畏敬・死生観という点から考察してみました。

結論、やっぱりジブリ映画は面白い!!

自由な見方で、ジブリの世界を楽しむ、そんな感じでリラックスして鑑賞されても良いのではないかと思いました。

おわりに

「君たちはどう生きるか」の感想について書いてみました。

感想は、素直に面白い映画だなと思いました。

自然への畏敬や生きることへの価値におもきがあるテーマで、ジブリって良いな〜と改めて思いました。

本作は、観る人の見方によって大きく変わるような印象でした。

また機会があればもう一度観たいと思います。

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