こんにちは、ロイ未来です。
14歳からの映画ガイド(世界の見え方が変わる100本)の読書感想をお伝えします。
映画好きの私にとって、出会ってすごくよかった本でした〜。
この本を読んだことで、今まで観たことのない映画をたくさん知ることができました。
10代はもちろん、大人にもおすすめしたい本です。
私はこの本を読んで、改めて映画っていいな〜と思いました。
この記事では本の詳しい感想について書いていきますね。
14歳からの映画ガイドの内容紹介
14歳からの映画ガイドは、10代におすすめの映画を各界の著名人が紹介している本です。
本の副題は【世界の見え方が変わる100本】となっています。
日本の映画監督・脚本家・声優・小説家・デザイナー・科学者など25名が、エッセイの中でそれぞれのおすすめの映画を紹介しています。
本に掲載されている映画数は約100本!
この1冊で約100本の映画と出会えてしまうわけですね。
14歳からの映画ガイドの本は河出書房新社から2023年9月に初版が発行されています。
この本は【14歳の世渡り術】というシリーズで様々な種類の本が展開されているそうで、今回は映画についての本です。
対象者は10代から大人までとされており、大人が読んでも楽しい映画紹介本となっています。
14歳からの映画ガイド 感想・レビュー
14歳からの映画ガイドの本の感想は、映画好きの私にとって出会ってよかった本でした〜。
私が読んでよかった思う3点についてご紹介していきますね。
1いろんなジャンルの面白い映画を知ることができる
私がこの本を読んでよかったと思ったのは、まずいろんなジャンルの面白い映画を知ることができたことです。
実際、本には著名人が紹介する約100本の様々なジャンルの映画が載っています。
本を読むことで普段は鑑賞しないようなジャンルの映画に出会えるかも知れません。
私は映画は好きなのですが、自分で選んで観ると気づいたら観ている映画のジャンルが偏っていたりするんですよね〜。
この本では、いろんな方がおすすめ映画が古いものから新しいものまで掲載されていて、しかもジャンルもバラバラなのでいろんな種類を楽しむことができます。
そして、本の副題にある通り【14歳におすすめ】とだけあって、良作揃いです。
自分の映画の幅を広げたり、良い映画を観たい方にはかなりおすすめの本です。
いろんなジャンルの面白い映画に出会えるかも知れません。
2エッセイとして面白い!
この本は、エッセイとして読むだけでも面白い本です。
いろんな著名人の方々がなぜその映画を選んだか、そして自身と映画の思い出などを語っていて、みなさん映画愛に溢れていました。
私が特に刺激を受けたのは、この本では映画監督や脚本家さんがおすすめの映画を紹介をしている点です。
普段、映画をつくる仕事をしている人たちが影響を受けた作品を知れたことにワクワクしましたよ〜!
また、10代に向けて映画の見方を書いてある点も興味深かったです。
例えば、物理学者の高水裕一さんは、映画と事実は違うこともあるかも知れないと言う点を挙げ、映画の見方について述べています。
「本当はむしろこうなのかも知れない」なんて自分なりのシーンを想像できるようになるかも知れません。
ぜひ、そうした「疑ってみる目を、映画を通して養ってもらえたらと願います。
14歳からの映画ガイド 高水裕一「科学者として14歳におすすめしたいSF映画」より引用
映画を何回を観て探求し、疑いの目を持ってみてみる見方をすすめています。
10代の方には(もちろん大人も)とても参考になる話じゃないかなと思いました。
こうしたエッセイを読んでいるだけでも、人それぞれの映画の見方を知ることができとても楽しいかったです。
エッセイとして読むだけでも面白い映画紹介本でした。
3映画っていいな!と改めて思える。
この本を読んでよかったのは、改めて映画っていいな〜と思えたことです。
理由は、自分が今までに観てきた映画を振り返るきっかになったからだと思います。
私は本を読みながら、過去に観てきた映画を思い出したくさんの影響を受けてきたことを思い出しました。
多分、この記事を読んでくださる方は映画が好きな方だと思うのですが、本の中で「観たことある〜!」という映画に出会う機会があると思うのです。
そして、著者の言葉に共感したり、掲載されている映画を「また観たいな」と思ったりしながら、読んだりすると思うのです。
このように映画を通して自分史を振り返った時、改めて映画っていいな〜と思うことと思います。
私はこの本を読んで、映画愛に溢れたエッセイを読みながら改めて映画って良い!って思いました。
おわりに
14歳からの映画ガイド(世界の見え方が変わる100本)の本について紹介しました。
感想は、良い本に出会えてよかったな〜と思いました。そして、改めて映画っていいですね〜。
ちなみに、この本を読みながら、私だったら14歳におすすめする映画ってなんだろう?と考えました。
私はどれか1本をあげるとしたら【スタンドバイミー】でした。
今もイントロを聴くだけで、気分が上がります。
少年たちの一夏の冒険物語に、10代の子たちは共感できるものがあるのではないでしょうか。
(そしてどうでも良い話ですが、私は音楽と共にミスタードーナツを思い出します。約20年前、地元のミスドはスタンドバイミーの音楽が繰り返し流れてました。各店舗で流れてたようなので、昔のミスドを知ってる方はおそらく共感してもらえると思いますが・・)
好きな映画はどれも音楽と共に印象に残ってます。
ちなみに本書では、なんとスタンドバイミーの字幕翻訳者である菊地浩司さんのエッセイも今回掲載されていましたよ〜。
スタンダドバイミーの字幕秘話も載っていて読んでいてかなり楽しかったです。
他にも、私はこの本を通して知った映画を早速観たのですが、面白い映画に出会えました。
映画好きな方にはぜひおすすめしたい1冊です。