保育園栄養士のデメリットは?私が実際に働いてみて感じたこと6選!

保育園栄養士になろうか迷っている方。

働く上での仕事のデメリットは何?実際に働いている人の声が知りたい。

そんな方に向けて、都内に勤める現役30代の保育園栄養士が仕事について本音で書いています。

働いていて一番私が感じているデメリットは保育園栄養士の仕事は体力勝負という点です。

気になるお休みについても書いています。

私の個人的意見ですが、迷われている方はよかったら参考になさってみてくださいね。

目次

保育園栄養士のデメリットは何?実際に働いてみて感じたこと6選

デメリット①とにかく体力勝負!

どこの現場も一緒だと思いますが、保育園栄養士の仕事は本当に体力勝負です。

調理現場の人数が少ないので、必然的に調理業務に関わる時間が多いからですかね〜。

実際は職場の人数によって業務負担が左右されます

私が最初に勤めた園は0〜5歳の子ども60人に対し、フルタイムの栄養士が3人、パートさん1人で現場を回していたので、今思えば体力的にはかなり楽でした。

現在は0〜2歳の30名の乳児園に異動し、子ども30人に対し、栄養士2人で働いています。

園が小さいから体力的に楽なんじゃない?

そう思ったらとんでもない誤解でした。

2人しかいないため、私は調理業務が以前より増えましたよ。

特に新年度始まった頃は、離乳食を食べている子がまだ多いため、本当に忙しいです。

一日中誰かしら食べてるので、作っては様子見て、片付けてまた作って・・・を繰り返し、その合間に事務仕事をします。

ヘロヘロになって帰宅する日も多いです。

やりがいがあり楽しいので私はこの仕事が好きですが、いつまで続けられるかは体力次第だと思っています。

体力がない方は保育園栄養士の仕事はすすめません。とにかく体力勝負です!

デメリット②責任が重い

当たり前ですが、保育園栄養士は責任が重いです。

子どもの命を預かっているからですね。責任感がない人は向いてません。

ただ、私を含め、なぜか栄養士って生真面目な人、真面目すぎる人多いですよね?

だから栄養士の資格があって、子どものために働ける方なら大丈夫な気がします。

食物アレルギーや離乳食、日々いろんなことがあり、常に安全に気を配られなければいけません。

私は年度末や新年度始まった頃は、帰宅後や、休みの日も結構仕事のことを考えてしまいます。

責任が重いのがデメリットです。

デメリット③休みがとりずらい

保育園栄養士は休みが取りずらい職場もあります。

もともとの採用人数が少ないからです。

ただ、職員が充足している園は休みが取りやすいと思います。私は異動する前は自由に休んでいました。

現在私は、栄養士2人体制の園に勤務していますが、以前より休みが取りづらくなったな〜と感じています。

休む時は姉妹園からのヘルプをお願いするからです。

みんな快く助っ人に来てくれますが、それでも毎回申し訳ない気持ちになります。

よく保育園栄養士は休みずらいという声を聞くのですが、こういうことなのねーと実感していますよ。

結論、保育園栄養士の休みずらさは職場にもよりますが、希望休がとりにく場合があります。

就職を考えている方はよく就職希望先の調理人数を確認して見てみてくださいね。

デメリット④仕事内容が変わらない

よくも悪くも、保育園栄養士の仕事内容って毎年ほぼ変わりません

仕事量は多いですが、年々仕事が増えるというわけではないからです。

3月に慌ただしく年度を終えると、また怒涛の4月がやって来ます。

エンドレスなサイクル、、。あまりの繰り返しに飽きっぽい私は辞めようかと思うことはしばしば。

食育を含め、保育の質の向上にゴールはありません。現場に余裕も出る秋頃には職場でこんな会話が始まります。

「来年度はもっとこうしましょう。食育であれやってみたいですよね。あの子成長したね、来年度も楽しみ!」

そんな次年度に向けての前向きな話をしていくうちに、すっかり私は翌年も働く気になっています。

仕事内容は変わらないデメリットがありますが、楽しさを見出せれば、何だかんだ長く続けられる職業だと思います。

デメリット⑤栄養学の勉強から遠のく

保育園栄養士の仕事は栄養学の勉強から遠のきます

専門は小児栄養学になりますが、小児栄養学は毎年そんなに大きな変化がないからです。

将来フリーランスになりたいとか、幅広い栄養学の知識を身につけた方は最初から病院への就職をおすすめします。

じゃあ学ぶことはないの?

そんなことはありません。保育園では、毎日を通して子どもの食や発達について学ぶことができますよ。

保育園栄養士は子どものために働ける方、頭だけで考えるのではなく、子どもから感じ学ぼうとする方。

日々の子どもたちとの関わりの中で主体的に学ぼうとする方が向いています。

そんな人に私はなりたいな〜。そして同じように考える仲間と一緒に働きたいです。

ちなみに日常業務では栄養学の勉強からは遠のきますが、私は新しい情報を日本栄養士会に所属してとっています。

なので、自分次第では働きながら勉強できますよ。

デメリット⑥キャリアアップの実感がない

デメリットでいうキャリアアップの実感がありません

理由は保育士ではないからの一言です。

保育士はリーダー、主任、を経験し、管理職になると現場を離れたりとキャリアアップがわかりやすいですよね?

保育園栄養士はどんなポジションになっても仕事内容があまり変わらないためキャリアアップした感じはありません。

(園によるのかもしれませんが、一応栄養士も経験年数に応じて役職がつき手当てが頂けます。昇給は毎年あります。)

キャリアアップの実感はほとんどありませんが(会議と後輩が増えるくらい・・)

長年務めるほど環境に慣れて居心地がよくなってくる仕事です。

デメリットはどんな職場にもあると思います。ぜひあなたに合った就職先を選ばれてくださいね。

まとめ

子どもや食にかかわり、やりがいのある保育園栄養士ですがデメリットもあります。

①体力勝負!②責任が重い③休みが取りずらい④仕事内容が変わらない⑤栄養学の勉強から遠のく⑥キャリアアップが実感しにくい

ことです。デメリットもありますが、やりがいもあるので魅力ある職業だな〜と私は思います。

メリットについても書いていますので、気になる方はこちらの記事をみてみてくださいね。

これから働こうかと迷っている方はじっくり考えてみてくださいね。仕事の選択の参考になれば嬉しいです。

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